良質の血液を増やすには

★血液の質とその量が『若さ』や『寿命』に多大な影響を及ぼす

いくら血液がサラサラでもその量が不足していると、体の不調は良くならないと言われています。
血の量を増やすには、

1.空腹の時間をつくる
空腹の時間をつくると言う事は、胃腸の掃除をする時間をつくることです。
三食+間食で食べ過ぎていると、胃は掃除をする時間がとれません。
食べ物のカスや古い粘膜は残り、腸壁は汚れ消化力が弱くなります。
もたれたり十分な栄養が吸収できなくなり、胃腸の働きは低下していきます。
食後およそ90分たつと胃は空になります。
するとギューと食べ物を消化している時よりも非常に強い収縮力できれいにしていくのです。
空腹時間におなかが”グーッ”となるのは「おなかがすいたよ」の合図ではなくて、「掃除中だよ」の合図です。
夜は小腹がすいたくらいで眠ると、睡眠中に胃腸の掃除が終わり、朝お通じがあるのです。

2.よく眠り血を増やす
漢方では子の刻(23時~午前1時)は体の陰と陽が入れ替わる時間であり、その時間に眠っていることが非常に重要であるとされます。
午前1時~3時が血を作る時間であり、陰と陽がうまく入れ替わって初めて血が作られます。
脳科学の研究では睡眠中の活動していないときに脳のデトックス、大掃除が行われていることがわかってきました。
徹夜や睡眠不足の時は脳の老廃物が溜まりっぱなしで、翌日のあのボーとした状態がわかります。
23時には眠りたいものです。

3.漢方の食養生には血を増やす食材はいろいろありますが、一番目に来るのが烏骨鶏。栄養価が高く高価であるので、普段は地鶏を選べばよいと思います。
血の原料である鉄分とタンパク質を一度にとることが出来ます。

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